2009年10月


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2009年10月31日

10月29日の午前11時15分ごろ、愛知県知立市来迎寺町南天白のマンション「カーサビアンカ」(4階建て)において、包丁を使った殺人事件が発生した。

被害者は35歳会社員の男性であり、顔や腹などを刺されたことによる出血死が死因。
加害者は39歳無職の男性であり、翌日午前中に殺人容疑で逮捕済である。

そもそも被害者と加害者はマンション4階の隣人であり、騒音をめぐるトラブルが元で殺人に発展してしまったとのことである。

殺人容疑者の男は被害者の部屋から発せられる騒音に怒りを感じ、包丁を持って被害者の部屋を訪問し、まずそこで20箇所以上を刺したという。更に被害者が逃げたため、さらに追いかけて1階の踊り場においても刺したということだ。

なお凶器の包丁は容疑者の部屋から見つかっている。殺害後、部屋に戻ったものと思われる。


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本事件に関連する新聞記事は次の通り。
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091030/crm0910301251017-n1.htm
<毎日新聞>
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091030k0000e040092000c.html



騒音トラブルによる殺人事件である。
殺害方法も残忍であり、凄惨な現場が想像されるようで恐ろしいとしか言いようがない。

どのような騒音レベルだったかはわからないが、午後23時といえば、まだまだほとんどの人が起きている時間であることを考えると、そこまで我慢が効かないものだったのだろうか。

いずれにせよ、突発的な騒音なら我慢すればいい話だし、継続的な騒音なら大家に相談するなど対策を取るべきであった。

それにしてもいきなり包丁をもって訪問するなどまともな精神状態にあったとは言えないのは明らかだろうが、これをもって減刑されるようなことは無きように願いたいところだ。
あまりにも被害者が無念であり、他のマンション住人やオーナー、近隣住民にいたるまで極めて重大な損害を与えた加害者には冷静になって底深い罪の重さを感じ取ってもらわねばなるまい。それが社会の責務でもあろう。


関連リンク
愛知県警
知立市(愛知県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc




pat_news at 11:28コメント(0)トラックバック(0) 
愛知県 

2009年10月30日

10月29日午前3時10分頃、東京都墨田区東向島にある病院に、23歳の中華人民共和国の国籍を持つ男性(定住資格を持つ残留孤児3世とのこと)が意識不明の状態で運ばれてきたが、まもなく死亡したという事件が発生した。

事件というのは、アイスピックで刺したかのような刺し傷が多数あったことによる。警察は殺人事件として捜査をしているとのことである。

死亡した中国人を運んできた男は4、5名おり、すぐさま病院を去ったものの、1名(23歳の日本人男性?)は近くにいたところを見つかり再度事情聴取を受けているらしい。
その1名の話によると、死亡した中国人男性が階段から落ちたので病院に運んでいたとのこと。また他の運んできた人達は仲間ではなく運ぶのを手伝ってくれた人と説明しているとのこと。


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本件に関する新聞記事は次の通り。
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091030/crm0910300007000-n1.htm
<時事通信>
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2009102900244



本事件は殺人事件かどうかも判断付きかねるので現時点での見解を述べるのは難しい。

ちゃんと病院に連れてきたという時点で、運んできた男が供述通り本当に事件に関与しない第三者とすれば誉められるべき行動のようにも取れるし、暴行殺害した男だとしても普通の殺人事件よりは幾分マシのようにも取れるようにも思えるが、何らかの組織が絡んでいるなど殺害仲間がいるかどうか次第になるだろうか?

いずれにせよ今後の捜査を注目するばかりだろう。

関連リンク
警視庁
向島署
墨田区(東京都)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc



pat_news at 10:47コメント(0)トラックバック(0) 
東京都 

2009年10月29日

10月28日未明、福岡県太宰府市五条2丁目の自宅マンションにおいて、25歳の女性が拳銃で射殺される事件が発生した。(発見は午前7時40分頃の知人男性による)

事件は入浴中だった女性の頭部などを拳銃で数発撃って殺害したというもので、凶器の拳銃は部屋で見つかっている。
同じマンションの住人によると午前2時頃、発砲音3発と悲鳴が聞こえたという。

なお逃走していた犯人(37歳男性)は同日午後広島県海田町で逮捕済で容疑も認めているとのこと。
犯人は元は暴力団員だったが2005年頃に破門されていたらしい。


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事件に関する新聞記事のリンクを張っておく。
<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091028-OYT1T01077.htm
<西日本新聞>
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/131156



殺人事件に救いというものは絶対的に存在しえないものだが、それでも相対的な救いのようなものが存在する場合はある。

この事件における相対的な救いを探してみると、あくまで同居人殺害という身内レベルの犯罪で済んだことを挙げざるを得まい。
加えて犯人が犯行後拳銃を置いて逃走したという点が挙げられるだろう。これで拳銃を所持した状態で逃走していたとしたら更なる被害者が発生した可能性も含めて社会的にも大きな衝撃を与えていたに違いない。犯人が更なる不幸をもたらすことなく既に逮捕もされた点は不幸中の幸いだったと言っていいだろう。

ただ上記で挙げた相対的救いは無理やり探し出した救いに過ぎず、人の世における最大の害悪を犯した犯人と犯罪は許される行為ではないことは付け加えておく。

それにマンションの同居人、マンションのオーナー、近隣住民などに与えた衝撃は、犯人逮捕で多少は和らぎこそすれ、そもそも本来は受ける必要のない衝撃だったのだ。あらゆる点で大きな被害者であり運が悪かったでは済まない心理的ダメージも大きいものがあるに違いない。
まったく誰もがいつ受けても仕方のない理不尽な仕打ち。殺人事件が許されざる罪というのは殺人そのものだけではなく、多くの社会的な悪影響をも含めたものなのだ。

関連リンク
筑紫野市(福岡県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc



pat_news at 14:45コメント(0)トラックバック(0) 
福岡県 

2009年10月27日

10月27日午前7時頃、宮城県栗原市若柳の路上の車中において31歳の通勤中の女性が左胸や右脇腹を刺されているのが発見された。
発見したのは警察署員で、警察へ通報した男が犯人と目されているらしい。(通報時に「刺した」と言ったらしい)
幸い被害女性は自力で119番で救急車を呼び病院へ搬送された。意識もあり命にも別状もないとのこと。

被害者は、加害者の男とは顔見知りの可能性が高く、また車で立ち去った可能性が高いという。(被害者の証言を得る前の未確認情報)


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参照の新聞記事です。
<河北新報>
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/10/20091027t13034.htm

<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091027/crm0910271224009-n1.htm


通勤中の女性が刺されるという事件である。
幸い殺人未遂事件で、また犯人も警察に自ら通報するなど、許されない事件には変わりないものの、一定の情状の余地を感じさせるのもまた事実といえる。
犯人に対しては、自傷も含めて、更なる罪を重ねる前にいち早く自首して罪を償う形になって欲しいものである。

事件には関係ない話。
それにしても殺人事件に絡むブログ記事を書くと言うことは最初は心が重いことだったが、慣れとは恐ろしいもので心の重さは感じるものの、度合いとしてはどんどん緩和されていっているのを感じる。そして同じ許せない殺人事件についても、事件の相対化を図ってしまう。これが良いことなのか悪いことなのかはわからないが。

関連リンク

宮城県警
若柳署
栗原市(宮城県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc








pat_news at 23:29コメント(0)トラックバック(0) 
宮城県 

2009年10月26日

10月14日午後1時東京都荒川区南千住7丁目の自宅にて、41歳の息子が70歳の事実の父親を殴って結果的に殺してしまうという事件が起こった。
16日に死亡し、17日に同居していない他の家族により発見されたという。

なお10月25日に殺人容疑で逮捕されている。
動機はタバコを吸いながら酒に酔っている姿に怒りを感じたからとのこと。
また家族構成は被害者と加害者の父子だけの家族だったという。


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参照新聞記事は以下の通り。
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091025/crm0910251238005-n1.htm
<時事通信>
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009102500072


実の家族間の事件である。一体どのような積年の経緯があったのかはわからないが、親殺しという大罪(尊属殺)はもちろんのこと、重体になるまで殴ったあげくに死ぬまで2日間あったにも関わらず病院などに連絡しなかったというのは怠慢と言わざるを得ないだろう。

家族間の殺人は、あらゆる他人を巻き込んだ殺人よりはマシとは思うものの、やはり筆舌しがたいほどのやるせない気分が残ってしまうのだ。

関連リンク
警視庁
南千住署
荒川区(東京都)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc


pat_news at 12:04コメント(0)トラックバック(0) 
東京都 
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