2009年12月


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2009年12月24日

12月20日午前4時ごろ、北海道室蘭市港南町2丁目の元市職員沼田秀男さん宅から出火し、焼け跡から住人夫婦(夫68歳、妻70歳)と思われる遺体が発見された

夫婦の遺体には頭に殴られた跡があるため殺人事件となりそうな案配だ。

事件の概要は次の通り。
  • 夫婦は二人とも頭を殴られた跡(頭蓋骨陥没)があり、殺害後に放火した模様。
  • 出火規模は邸宅の1階部分50平方メートル。
  • 夫の遺体は寝室で発見された。
  • 妻の遺体は居間で発見された。
  • 被害者の長男(37歳)の着衣に本人のものではない多量の血痕が見つかっているため重要参考人と見なされている。
  • その長男は火傷を負っているため入院しているため、回復を待って事情聴取が予定されている模様。
  • 室内には油がまかれた痕跡があり、ポリタンクもみつかっている


  • 関連する新聞記事は次の通り。
    朝日新聞
    読売新聞

    大きな地図で見る

    この長男が犯行に及んだのかどうかは現在のところ即断することはできないのでコメントにも憂慮するが、 いずれにせよ、2人に対する殺人だけに飽きたらず、油をまいた上での放火まで行ったと言う点は非常に悪質残忍な犯行と言わざるを得ない。

    証拠隠滅を図ったとでもいうのだろうか?

    いずれにせよ長男への聴取など今後の調査を待つ必要があるだろう。

    関連リンク
     ・北海道警察
     ・室蘭市(北海道)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc



pat_news at 01:13コメント(1) 
北海道 

2009年12月21日

12月19日午後16時20分ごろ、兵庫県尼崎市南塚口町3丁目のアパートにおいて、喜納隆博容疑者(60歳)が、階上の住人の音がうるさいという理由で、男性会社員(25歳)の下腹部を文化包丁(刃渡り約15センチ)で刺す
という事件が発生した。
喜納容疑者は尼崎北署に殺人未遂容疑で逮捕されている。

事件は被害者の部屋がある3階の通路で発生したという。容疑者は2階の住人で事件当時酒に酔っていた。
また二週間前にも足音がうるさいなどと言って騒音トラブルになっていたという。

関連する新聞記事は次の通り。
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091219/crm0912192007016-n1.htm


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騒音トラブルによる殺人未遂である。
当日の騒音の内容は不明であるので何とも言い難いが、二週間前の騒音が何と「足音」というのだから、今回の騒音も非常に些細な事だったと推測する妥当だろうか。
それに事件は真夜中に発生したというならば一定の理解も得られるかもしれないが、夕方である。
被害者は理不尽な理由で一方的に刺されたという考えられても仕方がないようにも見える。
幸い殺人未遂(ただし重傷)で済んだとはいえ、赤の他人を刃物で刺すという行為は許される行為ではない。容疑者には罪深さを反省していただきたいところだ。

関連リンク
兵庫県警
尼崎市(兵庫県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc


pat_news at 23:53コメント(0)トラックバック(0) 
兵庫県 

2009年12月19日

12月16日22時20分ごろ、岡山県備前市大内にある市営住宅の自宅において、表康玉容疑者(59歳)が知人の60歳男性の左胸などを複数回サバイバルナイフで刺すという事件が発生した。
幸い刺された男性が逃げたため一週間の怪我で済んだということである。

表容疑者は知人男性ら三名で酒を飲んでいたが、口論となり、上記の事件となったようである。凶器は部屋にあった刃渡り20センチのサバイバルナイフだった。

なお、表容疑者は岡山県警備前署に殺人未遂容疑で緊急逮捕されており、容疑について、
・刺したことは間違いない
・男性の話し方が気に入らなかった
などと述べているという。


事件に関連するニュース記事は以下の通り。
<KSB瀬戸内海放送局>
http://www.ksb.co.jp/newsweb/indexnews.asp?id=26508


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衝動的にサバイバルナイフで左胸、心臓を刺そうとするとは恐ろしいとしか言いようがない。
ただ以下の点を考えると、殺人事件、殺人未遂事件全体から見れば、マシとも言える。
・結果的に殺人未遂で済んだ
・結果的に即座に逮捕され犯行を認めた
・自宅で同世代の知人に対しての犯行

どこがマシなのかといえば、知人への犯行という点が大きい。
私は犯罪事件の罪深さを評価する際、もっとも考慮するのは、次の5点である。
  1. 動機があまりにも馬鹿馬鹿しいような無差別殺人かどうか
  2. 他人への犯行かどうか
  3. 無抵抗な子供への犯行かどうか
  4. 放火など他人への影響範囲の拡大を試みてないかどうか
  5. 殺害後逃走など社会影響が大きいかどうか
この中で更に順位を付けるならば、1がもっとも罪深く、続いて2と3、5、そして4という順番になるだろうか。むろんこれ以外にも殺害人数や殺害方法なども加味されるのは言うまでもない。

今回の犯行は知人への犯行であり、既に逮捕もされている。1〜5全てに当てはまらず殺人でもない。2には当てはまりそうだが、一緒に自宅で酒を飲む同世代の間柄ということを加味すると、上記でいう他人とまでは言い難い。よって、相対的には罪は軽い犯罪と言えるだろう。

一応いえば、上は犯罪の罪深さのランク付けに過ぎない。犯罪そのものが絶対的な社会悪であることに代わりはないので念のため。

この事件のようなケースでも、今回のように運もなく殺人事件に発展した上で、なおかつ放火して証拠隠滅を図ったり、逃走して犯人不明の状態を作り出したり、また背景にびっくりするような動機が隠されていたりした場合などは評価が全く変わってくるだろう。


関連リンク
岡山県警
備前市(岡山県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc


pat_news at 01:33コメント(0)トラックバック(0) 
岡山県 

2009年12月18日

12月16日20時15分ごろ、旭川市3の6の飲食店内において、63歳の土木作業員の男が所持していた果物ナイフで32歳の女性店員の左脇腹などを複数回にわたって刺し殺害しようとした事件が発生した。

なお容疑者の男は旭川中央署によって殺人未遂容疑で緊急逮捕されている。
刺された女性は病院へ搬送されたものの命には別状ないとのことである。

動機は交際を申し込んだが断られたから立腹したからという。


関連する新聞記事は以下の通り。
<まいにち新聞>
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20091218ddlk01040242000c.html


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この事件に関しては、なんで果物ナイフ持ち歩いてるの、という突っ込みより前に、63歳が32歳の喫茶店店員に交際申し込むなよ、という突っ込みをしてしまう。
しかも断られたらナイフで刺すって、精神は幼児レベルとしか考えられない。まったくあらゆる社会常識という概念が欠けているのではないか。社会で生活したことが実はないのではないか?
なにはともあれ、今回は殺害事件に発展しなかったことだけが運が良かったとしかいいようがない。
だが、それも数年後には再犯するのは間違いない。このような社会常識の欠片も持ち合わせていない状態のままだとすれば。刑務所内でスパルタ式で効果的な訓練を科すべきではと思うのだが。そして再犯時の責任の所在(担当弁護士やら刑務所の責任者など)も明確にしておくべきだ。


関連リンク
北海道警察
旭川市(北海道)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc


pat_news at 11:57コメント(0)トラックバック(0) 
北海道 

2009年12月17日

12月15日19時25分ごろ、近距離をタクシーに乗車した男(74歳)が、タクシー運賃を大阪市西成区萩之茶屋の自宅で支払うと言ったにもかかわらず、自宅へ連れてきた68歳のタクシー運転手の腰を包丁(刃渡り20・5センチ)で刺すという事件が起こった。

幸いタクシー運転手は軽傷。容疑者は大阪府警西成署に殺人未遂容疑者で逮捕されている。
容疑者は事件当時酒に酔っていたという。
支払い義務を負ったタクシー運賃はわずか660円だった。

関連する新聞記事はこちら。
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091216/crm0912160001000-n1.htm


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まさに不思議国の犯罪と言わざるしてどう評すればいいのか。
初乗り運賃に毛が生えた程度の近距離のタクシーに乗ったあげくに、自宅でタクシー運転手を包丁で刺すとは、もはや評する次元にもないというしかない。
これは無差別殺人未遂行為に近いことだ。
ちなみにこの容疑者、酒に酔っていたという。当然小銭くらいは持ち合わせているはずなのだ。

タクシーの運転手も660円という超割安な仕事をしたあげくに包丁で刺されたのではやりきれないだろう(もちろん長距離運転させられたあげくに刺された方が悲惨とも言いようがあるが)。これは無銭飲食で逆ギレされてなぜか刺されるようなものだ。
殺人未遂で済んだのがせめてもの救いなのかもしれないが、それしか救いのある言葉が出てこないのだからどうしようもない。


関連リンク
大阪府警
大阪市(大阪府)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc



pat_news at 12:47コメント(0)トラックバック(0) 
大阪府 
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