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2009年10月25日

千葉松戸の女子大生放火殺人

10月22日の夜、千葉県松戸市のワンルームマンション二階の一室が全焼し、そしてその部屋の住人だった千葉大園芸学部四年の女性(21歳)が胸と首に刃物と見られる刺し傷のある死体となって発見されるという殺人事件が発生した。
マンションのオートロックは効いていたものの、二階の部屋には十分によじ登れる構造となっていたようで、ベランダ側の窓の鍵も開いていたことから、侵入口になった可能性も考えられている。

その他、新聞記事等から分かっていることを書き出してみると、
  • 火事は20時20分頃に発生し、21時頃には鎮火。
  • 焼け跡からはベットに衣服は身につけていない状態の仰向けの女性の遺体。
  • 警察発表によると煙を吸った痕跡が無いことから殺害後の放火とのこと。
  • 女性の遺体の近くにはライターが落ちていた。放火に利用したものかは不明。
  • 遺体には胸と首に刃物で斬られた刺し傷があったが、刃物は現場には残されていない。また争った跡もない。
  • 遺体の首にはストッキングで巻いた跡のようなものがあるらしい。
  • 玄関はオートロックしていたが、ベランダの窓は開いており侵入口の可能性が高い。
  • 21日夜は女の友人宅に泊まり23時に寝るも、友人曰くには昼起きたときにはいなかったとのこと。その後、なぜか事件の発生するまでの間は行方不明だった。アルバイトや学校は無断欠勤および欠席。電話やメール返信もなかった。


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参照した新聞記事は次の通り。
<東京新聞>
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009102502000047.html
<朝日新聞>
http://www.asahi.com/national/update/1024/TKY200910240197.html



この事件のよく分からない点は、殺害後の放火にある。
午後20時台の犯行で、現場は松戸駅から程近いところなだけに人通りもそれなりに多いはずだ。そのような状態で殺害後に放火なんてしたら、殺人現場を早く見つけてくれと言わないばかりではないか。
そして2日間の行方不明期間というのも気になるところだ。

推理小説なら、このシチュエーションで考えられるのは、殺害時刻のごまかしだろう。この状況下だと殺害は放火の直前のように見えるが、実は放火よりも随分前だというパターンだ。(まだ死亡推定時刻も出ていない)
しかしそうなると放火は何らかの自動装置で発火させる必要性が生じるため、冬場でもないこの時期には、何も痕跡を残さずに実行するのは極めて困難に思えるのも事実である。妄想が実現するのは今後の操作次第か。

それとも案外単純な事件で、強姦に入ろうとした見ず知らずの男が、勢い余って被害者を殺害してしまい、慌てて放火して逃げた、というパターンなのだろうか? ただ争った形跡がないことからあまり信憑性の薄い説のようにも思える。
ただ1人暮らしの女性の家が強姦魔に襲われるケースが近年急増しているとのことなので、今回の被害者が自主的に空けたものか、犯人が逃走用空けたものかはわからないが、本事件のようにベランダの鍵を開けておくのは極めて危険というのは事実だろう。

ベランダの鍵の話が出たので、侵入口についても分析してみると、各社新聞記事はベランダを侵入口と考えている節が強いように感じるが、玄関から出たという可能性はないのだろうか?
顔見知りならば玄関から部屋に入れてもらうのは必然であり、殺害後か放火後にも玄関から外へ出てもオートロックで自動で鍵がかかるだろう。この場合、ベランダの窓は一切関係ないということになる。

とにかく色々考えてはみたが、よくわからない事件である。被害者の冥福を祈る。そして犯人がいち早く逮捕されることを期待するしかあるまい。

関連リンク
千葉県警
松戸警察署
松戸市(千葉県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc


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pat_news at 12:59コメント(0)トラックバック(0) 
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