世田谷


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2010年02月14日

2010年2月13日午前1時ごろ、東京都世田谷区中町の警視庁玉川署内において、傷害事件で移送中だった男が35歳の巡査部長の拳銃を奪い、その巡査部長に対して2発発砲し、一発が左腕を姦通するという事件が発生した。

すぐさま近くにいた署員が取り押さえ殺人未遂容疑で現行犯逮捕している。


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時事通信:http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&rel=j7&k=2010021300128

コメントをするが、これまた死人が出ずに幸いだったと言うしか事件である。

拳銃を奪われてしまうのは完全なミスとしか言いようがなく、その奪われた本人が撃たれ重傷とはいえ怪我で済んだというのはある意味奇跡的なのかもしれない運の良さとも言える。

というのは、拳銃が奪われただけに、しかも残発があっただけに下手をすれば、奪われた本人以外の警官が殺害され、更に長期戦になっていたことも想定されうるからだ。

とにかく被害という面では軽少で幸いだった。とはいえ、拳銃を携帯する警察官には深夜勤務での疲れも多々あるとは思うものの自身のためにもしっかりと注意深く行動してもらわねば困る。そもそも多人数でいたはずなのにあまりにも油断がすぎたのではないか。拳銃という武器を持っているだけに奪われたときの動揺が果てしなくもあったというのなら、警察全体のそのあたりのマニュアルも改訂せよと言わねばならぬ。この事件は警察の脆さを露呈してしまったという意味で殺人未遂という問題に収まらない大きな不祥事というしかない。

ちなみにこの玉川署、一年ほど前にも警察官が拘置中の男に携帯電話を貸し更に500万円を脅し取らそうに成った事件が発生していた(関連するブログ記事:http://pitaro.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/500-57bd.html)。まったくどうするんだ。玉川署、世田谷の安全を守れるのか。警察官たるもの特化した能力に疑問を抱かれるようではおしまいだというのに。

関連リンク
警視庁玉川署
世田谷区(東京都)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc
関連ブログ
http://25696055.at.webry.info/201002/article_14.html


pat_news at 02:51コメント(0)トラックバック(0) 

2009年12月13日

12月11日13時ごろ、東京都世田谷区三軒茶屋2丁目の自宅マンションにおいて、66歳の長男が93歳の母親を後から首を絞めて殺害するという事件が発生した。

母親は認知症で足腰も弱く介護に疲れたこと、そして将来を悲観したことが動機だという。容疑者と被害者は二人暮らしだった。

なお容疑者は殺害数時間後に自ら世田谷署に110番したため既に殺人容疑で逮捕済である。

関連する新聞記事は次の通り。
<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091211-OYT1T01344.htm
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091211/crm0912112311033-n1.htm


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この手の事件も随分増えてきた印象だ。
長生きが不幸を呼ぶというのは悲しいものである。

生命は人類皆平等というが、生活能力がありなおかつ生命の執着を持つ者が長生きしても幸福のままだとは思うが、生活能力がなく、なおかつ生命に対する執着を持たない者が長生きしても不幸になりかねないというのが厳しい現実と認識する必要があるのだろう。

どうにか皆幸福な長寿を願うというのは誰もが考えはする祈りのようなものなのだろうが、それを具体化する手段を誰も思い浮かべることができない。
その時点でその祈りが都合良く叶う道理は全くないのだ。祈りが叶っていくプロセスすら想像出来ないようではどうにもならないのである。


関連リンク
警視庁
・[PC版]世田谷区(東京都)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc・
・[携帯版]パッと世田谷区(東京都)の安全(犯罪)情報


pat_news at 11:09 
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