中国人留学生


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2010年02月05日

2010年1月30日午前1時ごろ、宮城県多賀城市の仙台育英高校学生寮において、18歳の中国人留学生(2年生)が同室の20歳の中国人留学生(3年生)の胸を果物ナイフ(刃渡り9.5センチ)で刺すという事件が発生していた。

事件について、仙台育英高校が警察に相談したのは4日後で、しかも事件発生時には救急車を呼ばず教員の自家用車で病院へ運んだという。

なお、刺された被害者は全治10日ほどで命には別状はないとのこと。
容疑者は被害者が実家に電話していた際に「うるさい」といって刺したということ。殺意は否認している。


関連する新聞記事は次の通り。
<毎日新聞>http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100205k0000m040103000c.html


ここからコメントだが、
この事件で正常とは思えぬ点が4つある。
  1. 学生寮で通話中の先輩の胸をナイフで刺すという容疑者の異常な行動
  2. なぜか1時に実家に電話する被害者
  3. 留学生がナイフで胸を刺されるような惨事があったにもかかわらず4日も警察に黙ったままだった仙台育英高校の学校としての姿勢
  4. 留学生がナイフで胸を刺されるような惨事があったにもかかわらず救急車を呼ばないという現場の判断

それぞれ考えていってみよう。

まず1だが、1時という時間帯だけに就寝していたのだろうか? 何らかの憤りを感じて刺したのだろう。ナイフを持ち出すと言う点は異常といえるし殺人未遂で済んだことは感謝しなければならない。
これは分析という寄りはあらゆる刃物を遣った犯罪者に言えることなので、特に衝動的な攻撃性が性格に内在する人間は特に刃物やら武器の類は持たないようにするところから注意するしかないだろう。

次に2だが、これは先の1にも述べたが直接的な動機になっている可能性が高い行為だった。確かに中国との時差は多少あるため、中国では23時くらいだったかもしれないが、宮城県多賀城市では1時過ぎであったのだ。次の日が日曜といえども同居者がいる以上はあまり誉められた行動とは言えなかったかもしれない。
もちろんだからといって殺人未遂の被害にあっていいものでは全くないことは言うまでもないが一応付記しておく。

続けて3だが、これは犯罪を隠す行為であり、非常に悪質にも見える。病院側にも当然不審に思われただろうし、学生寮に入っている生徒に対しても口止めを命じたと考えるほかはない。

最後は4だが、ナイフを胸を刺された以上は少なからず血も流れたはずだ。それにも関わらず救急車を呼ばないという神経を疑わざるをえない。この危急の判断は明らかに学生寮の現場にいた監督者の責任となるだろう。もしも怪我の具合が悪く、治療が遅れたために死亡するようなことがあったとしたら、どう言い逃れが出来るだろうか? 怪我人を死人に変えてしまうだけではない。殺人未遂者を殺人者にしてしまうかもしれなかったのだ。

上記のようにこの事件は、容疑者の留学生はむろんだが、仙台育英高校側の対応の拙さの方も目立ってしまっていると言わざるを得ないだろう。

関連リンク
仙台育英高校
宮城県警
多賀城市(宮城県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc

pat_news at 01:54コメント(0)トラックバック(0) 
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