尊属殺


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2010年09月07日

埼玉県加須市諏訪1丁目のファミリーレストラン「デニーズ加須店」において、2010年9月6日午前10時20分頃、28歳の男が、同席していた59歳の男性を包丁で刺すと言う事件が発生した。
加害者の包丁男は止めに入った56歳の父親を複数回に渡って刺し、父親を殺害するに至っている。最初に刺された59歳の男性も逃がれたものの胸などを刺されており重体。
加害者と被害者たちは5人連れでボックス席に座っていたという。

なお加害者の男は埼玉県警加須署員によって現行犯逮捕されている。

関連ニュース記事
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/saitama/100906/stm1009062057009-n1.htm


日中のファミレスで起こった凄惨な事件で恐ろしいというしかない。残念ながら殺人容疑者の父親は殺害されるに至ってしまったものの、もう1人の被害者についてはなんとか命を取り留めてもらいたいものである。
確かに父親と息子、家族間の出来事ならばまだマシとも言えるのだが、今回のケースは誰もが気軽に利用する町のファミレスで起こった包丁を持ち出した流血殺人事件であるだけに、まったく許しがたい性質の事件言える。この町に、住民に与えた社会的な影響は計り知れないものがあるだろう。

そもそも包丁を持ち歩くような精神状態はその時点で普通ではない。大げさなことを言えば、このようなことが続くようでは町中に金属探知機が付けられ、購入した直後で厳重に包装された刃物以外を不自然に所持しているような場合は即逮捕可能にするなどの対策が必要になってくるかもしれない。



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2010年01月29日

2010年1月28日、大分県警竹田署は78歳の母親に対する殺人容疑で、竹田市竹田の49歳の男を逮捕した。

27日の夕方から夜にかけて、容疑者は缶切などで殴ったり斬ったりして母親を殺害したと思われる。

なお容疑者は28日の午前10時過ぎに自ら110番(自首)しており、駆けつけた署員によって事件現場が発見された。そのとき容疑者は家の二階にいたという。

関連するニュース記事は次の通り。
<西日本新聞>
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/149083


凄惨な事件である。動機なども全く不明であり、殺害方法についても長く苦しめるような方法を取ったようにも考えられ、正直、薄気味悪いものすら感じる。

この容疑者の唯一の利点は自ら110番通報したことなのだが、その行動原理も踏めていったい何が起こったのかは全く想像も付かない。とにかく被害者の冥福を祈るばかりだ。

関連リンク
大分県警
竹田市(大分県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc

pat_news at 01:28コメント(0)トラックバック(0) 

2010年01月25日

2010年1月23日23時40分頃、大田原市黒羽向町の自宅において、住人の男(32歳、無職)が自宅1階6畳間で就寝していた父親(56歳、飲食業を営む)の胸や背中などを台所の出刃包丁(刃渡り約15センチ)で数十回刺して殺害しようとする事件が発生した。

被害の父親は逃げ出し病院に運ばれたが重傷を負った。ただ命には別条はないということ。

加害者の男は「父を刺した」と自ら110番したため、駆けつけた栃木県警大田原署員によって殺人未遂容疑で現行犯逮捕されている。
署員によると、男は供述として「みんなに自殺するよう仕向けられた」などと意味不明瞭なことも話しているとのこと。
また男の精神は近頃不安定となっていたため父親は一緒同じ6畳間で寝るようにしていたという。


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関連する新聞記事は次の通り。
<下野新聞>
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20100124/272954


精神が不安定か何かはハッキリしないが、これだけは確かである。
・殺人未遂容疑で幸いだった。
・上記を踏まえた上で被害者が家族限定されており幸いだった。

とにかくも精神が不安定だからという理由で発生する事件には、赤の他人を巻き込んだ大規模な事件が目に付くだけに被害が僅少で済んだことは幸いだったしか言いようがあるまい。

容疑者も、今回は幸運だったと捉え、この機会に精神病の治療を受けて頂き、正しく社会生活を全うできるように復活の機会を得ることができることを祈るばかりだ。

関連リンク
栃木県警
大田原市(栃木県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc



pat_news at 18:02コメント(0)トラックバック(0) 

2010年01月20日

2010年1月18日正午頃、51歳の男が兵庫県神戸市中央区波止場町の「メリケンパーク」の身体障害者用公衆トイレ内において、マフラーのようなもので半身不随の85歳の母親を殺害するという事件が発生した。
その後、男が兵庫県警に殺害と自殺を仄めかす通報を行ったあと、殺人事件として神戸水上署が捜査開始していたが、夕方前になって男が出頭してきたため逮捕となった。

容疑者は介護に疲れて殺害した。自分も死にたかったが死にきれなかったという類の供述をしているとのこと。

容疑者自身と母親の生活について、二転三転しているが、それをまとめると次のようになる。
・容疑者が尼崎市内で昨年11月まで母親と同居

・容疑者が11月にいわゆる派遣切りで仕事を失う

・神戸市中央区に住む53歳の次女が母親と同居

なぜか今月15日以後、容疑者が再び母親を引き取り、18日朝までホテル住まい(逮捕時点で無職で定住の地は無かった模様。所持金も2000円以下だった)


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事件に関するニュース記事は次の通り。
<神戸新聞>
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0002650911.shtml


記事だけをみると悲しい事件のように思える。殺す中年の男と殺される母親の姿を想像すると筆舌に尽くしがたい気分になってしまう。必ずしも負の感情から生じた殺人とは一線を画するのは間違いないのだろう。
ただこのニュースで気になるのはなぜ他の兄弟の家に引き取られていた母親を無職で住居も金もない容疑者が命がけで再度引き取ることになったのかという点だろう。なにか深い事情があるにしても、どうにもこうにも想像もつかない。

このような状況に追い込まれるケースは誰にでも起こらないとは言いきれない話である。生活保護というシステムはまるで機能せず、本当に命を賭した人たちを救わず、遠い昔に申請が透った一部の人たちを永遠に援助し続ける間違ったシステムと化してしまっている。どうにか不幸な事件を減らすためにも限られた生活保護費という本来なら緊急性のある救援資金がその時々に本当に切羽詰まった人たちに適切に分配されるようになることを切に期待したいところだ。

関連リンク
兵庫県警
神戸市(兵庫県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc

pat_news at 03:22コメント(0)トラックバック(0) 

2010年01月05日

2010年1月1日午後9時ごろ、鹿児島県曽於市財部町北俣の自宅において、60歳の父親が次男(24歳)に殺害されるという事件が発生した。

三女(20歳)から9時半ごろ、父親の首に包丁が刺さった状態で倒れているという110番通報を受けて駆けつけた鹿児島県警曽於署員が事件を確認。
自宅に次男の血の付いた衣服なども残されていたとのことから、親類宅にいた次男を訪ねたところ、容疑を認めたことから、次男を殺人容疑で逮捕した。

家族は被害者と妻、加害者の次男、通報者の三女の四人家族だった。もともと父親と次男は折り合いが悪かったらしい。

事件に関わる新聞記事は次の通り。
<読売新聞>
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100102-OYS1T00346.htm


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正月早々から阿鼻叫喚の事件である。家族間の事件なので、他に与える影響は最小限とはいえ、あまりの惨状というほか感想を言いようがない。
これも唯一の幸いは犯人が即座に逮捕されたことだけだろう。しかしこのあとのことを考えると、被害者が他にいるよりは遙かにマシとはいえ、殺人者、そしてその家族にとっての不幸は始まったに過ぎないのだろう。


関連リンク
鹿児島県警
曽於市(鹿児島県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc

pat_news at 00:30コメント(0)トラックバック(0) 
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