無差別


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2009年11月05日

11月2日の午後3時45分頃、名古屋市中区栄の繁華街の路上にて、飾り窓を見ていた21歳の大学生の男性が、突然つばを吐きかけられた上に金属バットで頭部などを5回ほど殴られるという事件が発生した。

幸い命に別状は無いとのことだが、被害者は頭部や腕を折る3ヶ月の重傷を折っている。
また犯人は殺人未遂容疑で検挙済であるが、名古屋市瑞穂区に住む31歳の四日市税務署職員であった。暴行は認めているが殺意は否認しているとのこと。
金属バットは専用ケースに入れて持ち歩いており、また被害者とは一切の面識はなかったらしい。「俺はインフルエンザだ」といって殴りかかったという。

なお、税務署同僚の話によると、昨年の勤務中にも意味不明な言動が確認され上司からも診療を勧められたが受けなかった模様で、その後はまともに業務をこなしていたらしい。


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本事件に関する新聞記事のリンクは次の通り。
<読売新聞>
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091103-OYT1T00135.htm?from=y10
<47ニュース>
http://www.47news.jp/CN/200911/CN2009110301000260.html


いわゆる無差別殺人という、もっとも憎むべき事件に発展せずに安堵せずにはいられない。
とはいえ、たまたま刃物ではなく、金属バットを所持していて、なおかつ金属バットで頭などを5回も殴られたのに、奇跡的に殺害されずに済んだというのに過ぎないことは重い事実である。
被害者には全く何一つとして落ち度はなかった。

意味不明な言動をもとに罪を軽くするような事をもしするならば、見逃した同僚等の責任が非常に重いものとならねばなるまい。
少なくとも組織内において、精神を病んだと認められる者がいた場合は強制的にでも病院へ連れて行けるようにしなければならないと考える。

ましてや今回の事件についてはなぜか金属バットを持ち歩くという異常行動をしている。もちろんナイフじゃなくて良かったという点もあるんだが、もしこの金属バットを持ち歩くというのが、この日に限らず習慣的に行われているもので、同僚なり家族なり誰かこの事実を認識している者がいるとしたら、その人物は相当な罪を抱えるべきだと言わねばなるまい。

精神を病んだら罪が軽くなると弁護方法が近年あまりにも目立ちすぎる。そしてこのような事件の場合は赤の他人に対する悲惨な事件が多すぎる。
精神疾患者に寛容な社会を作り上げることが理想ならば、精神疾患者に対する管理責任についても厳格にせねば、社会責任を果たしているとは言えないだろう。

とにかく本事件については不幸中の幸いで良かったとしかいえない。


関連リンク
愛知県警
名古屋市(愛知県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc
・関連ブログ記事1(http://matane2009.jugem.jp/?eid=156)
・関連ブログ記事2(http://kabutoushika.blog65.fc2.com/blog-entry-305.html

pat_news at 01:33コメント(0)トラックバック(0) 
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