騒音


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2010年02月13日

2010年2月11日午前2時半ごろ、大阪府堺市北区長曽根町の国立病院機構近畿中央胸部疾患センターの結核病棟において、63歳の入院患者の男が、同じ患者で同室で寝ていた64歳の男性に対し、前夜に咳がうるさいなどと言って注意したことから口論になっていたこともあり、それが原因で刃渡り6センチのナイフで刺すという事件が発生した。

幸い被害者は命には別状はないということだが、首やほおなどに重傷を負ったということである。
なお加害者の63歳の男は大阪府警北堺署によって殺人未遂容疑で逮捕されている。


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関連する新聞記事は次の通り。
<読売新聞>http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20100211-OYO1T00463.htm?from=main2


コメントを少々。
結核病棟の患者同士で咳がうるさいという指摘は困ったものである。むしろ非常識である。そして何よりもそれがナイフを持ち出しての傷害、殺人未遂事件に発展してしまうというのも全く弁護する人はどう弁護するのか注目しなければならないくらいに意味不明な動機と言わざるを得ない。いったい何がそれほどまでに気に入らなかったのか?
そして被害者にとっては結核だけでもショックなのにまさか病院で外傷まで負わされようとは二重のショックだったに違いない。

ただ本件は病院内の事件という特殊なケースと言えそうだが、騒音トラブルを巡る大きな悲劇と言う意味では決して珍しいとも言えない。集合住宅の騒音問題から生じた傷害事件などは日常茶飯事のように起こっているといっても過言ではない。このような騒音トラブルによる事件というのは、現代人の余裕の無さが攻撃的な性格を生み出し発生してしまっているのだろうか? 

いずれにせよ誰もが巻き込まれる可能性があるのが騒音トラブルによる犯罪事件なだけに注意しておきたいところだろう。

関連リンク
大阪府警北堺署
堺市(大阪府)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc

関連ブログ記事
http://rio.niiblo.jp/e51213.html
http://ameblo.jp/hi4848/entry-10456331678.html
http://3menkiji09.blog61.fc2.com/blog-entry-142.html


pat_news at 02:00コメント(0)トラックバック(0) 

2009年12月21日

12月19日午後16時20分ごろ、兵庫県尼崎市南塚口町3丁目のアパートにおいて、喜納隆博容疑者(60歳)が、階上の住人の音がうるさいという理由で、男性会社員(25歳)の下腹部を文化包丁(刃渡り約15センチ)で刺す
という事件が発生した。
喜納容疑者は尼崎北署に殺人未遂容疑で逮捕されている。

事件は被害者の部屋がある3階の通路で発生したという。容疑者は2階の住人で事件当時酒に酔っていた。
また二週間前にも足音がうるさいなどと言って騒音トラブルになっていたという。

関連する新聞記事は次の通り。
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091219/crm0912192007016-n1.htm


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騒音トラブルによる殺人未遂である。
当日の騒音の内容は不明であるので何とも言い難いが、二週間前の騒音が何と「足音」というのだから、今回の騒音も非常に些細な事だったと推測する妥当だろうか。
それに事件は真夜中に発生したというならば一定の理解も得られるかもしれないが、夕方である。
被害者は理不尽な理由で一方的に刺されたという考えられても仕方がないようにも見える。
幸い殺人未遂(ただし重傷)で済んだとはいえ、赤の他人を刃物で刺すという行為は許される行為ではない。容疑者には罪深さを反省していただきたいところだ。

関連リンク
兵庫県警
尼崎市(兵庫県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc

pat_news at 23:53コメント(0)トラックバック(0) 

2009年10月31日

10月29日の午前11時15分ごろ、愛知県知立市来迎寺町南天白のマンション「カーサビアンカ」(4階建て)において、包丁を使った殺人事件が発生した。

被害者は35歳会社員の男性であり、顔や腹などを刺されたことによる出血死が死因。
加害者は39歳無職の男性であり、翌日午前中に殺人容疑で逮捕済である。

そもそも被害者と加害者はマンション4階の隣人であり、騒音をめぐるトラブルが元で殺人に発展してしまったとのことである。

殺人容疑者の男は被害者の部屋から発せられる騒音に怒りを感じ、包丁を持って被害者の部屋を訪問し、まずそこで20箇所以上を刺したという。更に被害者が逃げたため、さらに追いかけて1階の踊り場においても刺したということだ。

なお凶器の包丁は容疑者の部屋から見つかっている。殺害後、部屋に戻ったものと思われる。


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本事件に関連する新聞記事は次の通り。
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091030/crm0910301251017-n1.htm
<毎日新聞>
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091030k0000e040092000c.html



騒音トラブルによる殺人事件である。
殺害方法も残忍であり、凄惨な現場が想像されるようで恐ろしいとしか言いようがない。

どのような騒音レベルだったかはわからないが、午後23時といえば、まだまだほとんどの人が起きている時間であることを考えると、そこまで我慢が効かないものだったのだろうか。

いずれにせよ、突発的な騒音なら我慢すればいい話だし、継続的な騒音なら大家に相談するなど対策を取るべきであった。

それにしてもいきなり包丁をもって訪問するなどまともな精神状態にあったとは言えないのは明らかだろうが、これをもって減刑されるようなことは無きように願いたいところだ。
あまりにも被害者が無念であり、他のマンション住人やオーナー、近隣住民にいたるまで極めて重大な損害を与えた加害者には冷静になって底深い罪の重さを感じ取ってもらわねばなるまい。それが社会の責務でもあろう。


関連リンク
愛知県警
知立市(愛知県)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc



pat_news at 11:28コメント(0)トラックバック(0) 

2009年10月23日

10月21日、大阪市西成区千本北1丁目「千本北ハイツ」202号室において58歳の住人の男の遺体が発見された事件が解決したということだ。

殺人容疑者は既に殺人容疑で逮捕済であり、罪も認めているという。被害者の隣、203号室の住民であった。
事件は14日の午後7時〜8時頃に64歳の容疑者の男が被害者を殺害していた。

動機は騒音問題だったとのこと。何でも殺害された隣人引っ越ししてきてから一年間くらい生活音(壁を叩いたりする音)が聞こえ眠れなかったそうだ。

殺害時は施錠をしていなかった隣の部屋を訪問し、ベットで寝ていた被害者の頭や顔をバール(約30センチ)で数回殴り、更に首を絞めて殺害したとのこと。

逮捕は容疑者宅から血痕の付いたバール(凶器と見られる)が見つかったことによる。


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参照した新聞記事を以下に挙げる。
<朝日新聞>
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200910230010.html
<産経新聞>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091022/crm0910222256022-n1.htm


アパートなどの集合住宅における騒音問題が動機となっているのが本事件の全てだ。私も経験上、確かに集合住宅では年に何回かは確実に真夜中のイレギュラーな騒音に悩まされていた。特に人の声(特に外国語)というのが最たる苛立ちの元であった。
1日限定ならば我慢もするが、さすがに連日だと感じる怒りは並大抵ではないだろう。

それにしても、西成という、この男が住んでいた住環境的に多少の騒音ならば耐性は十分ないとおかしいはずなのだが、一体どれほどの騒音だったのかは気になるところだ。寝入りばなのイライラを誘起させる音の類だったとは想像は付くが。

とはいえ、この事件は同じアパートの隣室で音の発生源もわかっているという騒音事件である。これならば大家に相談するなり対処策もあったはずだ。本当に腹立たしいのは別のアパートで発生源の部屋が特定できない場合だ。怒りの矛先を向けようがない。

とにかく犯人逮捕は幸いだったが社会としての騒音問題は何も解決はしていない。とにかく殺害されたくなければ、夜中に毎日のように大きな音や響く音を出さないように注意することしかあるまい。


関連リンク
大阪府警
大阪市(大阪府)の安全情報:火災,交通事故,犯罪etc

pat_news at 11:33コメント(0)トラックバック(0) 
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